JCAA規格の充実を目指し、精力的に検討を行い、各規格の改廃を行うとともに、新規格の制定を行なう。また、各委員会に協力し、電力ケーブル接続技術調査、環境配慮および安全確保への対応について技術的検討を行なう。
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JCAA D 025 ゴムスペーサー規格
600V 100mm2についてケーブルが細く拘束できない可能性が考えられるため、選定の見直しを行った方が良いとの意見があった。
選定内容に含浸黄麻布の使用を追加し、ブラケット型番を変えずC規格への波及がなくなる内容にて改定作業を進めることとした。
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2. |
Jアルミ導体用圧縮端子および導体接続管の規格化について
試験結果確認および数値(実力値)の精査を行い、問題無いことを確認したため、設計経緯(G規格)への落とし込み および単品製品規格(D規格)の制定作業は来年度発行を目標に進めていくこととした。
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3. |
規格内の圧力表記について
気密試験の圧力表記について、古い圧力ゲージでは単位が「kgf/cm2」とされているものもあるためMPaとkgf/cm2を併記してはどうかと提案されたが、公的規格としてはSI単位のみを記載すべきであるとの意見がありMPa(N/mm2)のみを記載することとした。
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4. |
D規格(単品規格)の「試験項目」の表記および「検査」の項目の有無について
D規格(単品規格)の「試験項目」の表記および「検査」の項目の有無について確認を行った。試験内容によって試験数量(全数、抜き取り)、サンプルの取り扱い方が異なることから、来年度テーマとし整理することとした。
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5. |
配電用接続部の基礎知識の改定
配電用接続部の基礎知識の改定に伴い、ケーブルの基礎知識の電線・ケーブルの変遷(年表)が2011年までのため、2011年以降の情報整理から始めることとした。
年表としては、内容のピックアップ含め来年度テーマとし対応することとした。
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6. |
令和5年度事業報告書および令和6年度事業計画書について
JCAA技術・環境委員会の令和5年度事業報告書(案)および令和6年度事業計画書(案)の確認を行った。
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